はじめてパパママから離れての集団生活、3〜4歳頃の年齢になってくると自発的に色々なことが出来るようになり、ますます活発になってくる頃ですね!
そんな元気いっぱいな我が子の幼稚園・保育園での生活をしっかり写真に残すための工夫とちょっとしたコツを、今回はご紹介したいと思います。
とにかく可愛くてたまらない大切な我が子の成長ぶりを撮影する事に必死になるのは当然のこと!ですが、撮影を通したトラブルもまたつきものです。
マナー違反の1番の原因は、撮影に夢中になりすぎる事で注意がおろそかになることです。
みんな子どもの成長を撮りたいものだから撮っていいものだ!という考えは実はとても危険です。
集団生活の中でルール、マナー、モラルも身につけていく子どもの前で親御さんが恥をかかないようにしましょうね!
ぜひ入園式は1日を通しておさえておきたい撮影ポイントがあります。
入園式と合わせて卒園式撮影も同じように撮っていくと比較が出来ていいかと思います。
お遊戯会や発表会では、席についたら基本的にはその位置から移動したり立ちあがったりしない様に撮りましょう。
また運動会や発表会などでは靴下や髪飾りで目立つポイントを付けることでお子さまを探しやすくする方も多いようです。
連写設定時にはフラッシュが使用できなくなったりフラッシュ撮影後に次の撮影までに時間がかかったりすることがあります。カメラごとに撮影の得意不得意があるので確認しておきましょう。
また、当日のフラッシュ撮影の可否の確認も必須ですよね!
撮り直しが出来ないイベント撮影、さらに子どもも動き回りますので、連写設定は有効な撮影設定です。
上文で書きましたが連写するとフラッシュが使えなくなることが多いですが、光量の多い屋外ではフラッシュを気にする必要があまり無いため、運動会などの屋外イベントでは連写設定はマストと言えます。屋外撮影はプロでも連写設定する場合が多いです。
一方、光量の少ない室内などの場面では連写設定はマストとは言えずケースバイケースです。
フラッシュ無しで室内イベント撮影する際に有効になってくるのが「感度(ISO)」の設定です。
感度は、カメラが感じ取ることができる光量の度合いを調整します。暗い所でも明るく写せると言う解釈でも間違いはないですが、最大の特徴はシャッタースピードが速くなる事!ですので、
感度を上げる(高い数値の設定にする)と手ブレ・被写体ブレを防ぐことが可能です。フラッシュ無しで撮りたい時などの救世主です!
デメリットは高感度にすると画質が粗くなりやすい事、 自宅などでテスト撮影し画像チェックをしてみるのもいいでしょう。
機種によりますがISO1600~3200くらいが画質の限界ですがそれくらいないとブレてしまう事もあります!
以上、【1.連写設定、2.フラッシュ設定、3.ISO設定】を事前に確認しておくと、当日スマートに撮影ができますよ!
iPhoneなどの一部のスマホは、デジカメよりも室内撮影が得意だったりします。ですがフラッシュの代わりに付いているLEDは1m程までしか光が届かないのでイベント撮影には不向き。
ですので、スマホ撮影の場合はどのシーンでも連写設定あり、フラッシュ発光禁止設定、必要であればISO設定という形がベターです。
【全体(クラス全体の中に居る姿)・個人(子どもをアップで)・クローズアップ(細かい表情、動作など成長した部分をさらに切り出す)】の3点撮影は基本なので、意識しておくとバランスよく撮影が出来るかと思います。
園生活では様々な作品作りが行われますね!全部取っておきたくても、壊れてしまったり保管場所がないなど、中々上手に管理できないこともありますよね。
お子さまの手作り作品はぜひ写真に残して置いてください!オススメ撮影方法としては、
ただの省スペース保管という考えに留まらず、ただ保管するだけの作品をより想い出深いものに残すことも可能ですので色々工夫する事が大切ですね!
わたし自身が幼稚園のころの写真をこの記事を書くことを機にふり返ったのですが、当時仲がよかったお友達の写真(しかも私が写ってない!)があったり、イベント衣装が可愛くて帰ってきても着替えたがらず泣きっ面で撮られている自宅での写真など、エピソードを含む写真がたくさんあり驚きました。
私自身は撮影のお仕事に携わった事がある経験上、どうしてもイベント毎にテッパンの写真をいかにとりこぼさずしっかり撮る事に気持ちが集中してしまいがちですが、わたしの母はカメラマン目線ではなく、あくまで母目線で撮影していたんだなぁと改めて写真の面白さを再認識させられました(^^;)
お子さまの成長を楽しみながらその瞬間を切り取るつもりで撮影することが、何より上手に撮るコツかもしれませんね!