いつも同じ写真ばかり"を解消!おうち時間を楽しみながらスマホで写真を残す6つのコツ!

昨年から、在宅勤務や外出自粛などの影響もあり、おうち時間が増えたというかたも多いのではないでしょうか。
今回はおうち時間をスマホカメラで撮影するなら、というテーマでお送りします。家族と過ごす時間のなかから、とびっきりの瞬間を一緒に見つけていきましょう!
特に"いつも同じような写真ばかりになってしまう"というお悩みや"兄弟(姉妹)が一緒に写っているかわいい写真がうまく残せない"といった写真撮影のお悩みを解決するポイントを中心に、おすすめの撮影方法やシーンを6つ紹介します!

おうちで素敵な写真が撮れる場所はズバリ【窓際】

おもちゃで遊んでいる子供の写真

まず、おうちのなかで写真を撮るときに悩ましいのが、どこで撮影したら綺麗に撮れるかという場所選び。おすすめはズバリ窓際です!
なぜ窓際がいいのかというと"明るいから"そして"顔に直接光が当たらないから"顔に直接光が当たらないと聞いてもピンとこないというかたもいらっしゃると思いますが、実は顔に直接光が当たっている状態(特に晴れの日の屋外を想像していただくとわかりやすいかもしれません)だと日差しが強く、写真に写ったお子さんの柔らかな肌の質感が失われて平たい感じになったり、まつげの影が顔に落ちてしまい、目の下にまるでクマのような大きな影ができたりと子どもならではの素敵なところをうまく写真に写すことができなくなってしまいます。
一方、顔に直接光が入らない場所であれば、ふんわりとした肌の質感は残して撮影することができ、まつげの影といった余計な影が写り込むこともないのでよりナチュラルでお子さんの素敵なところを生かした写真を撮影することが可能です!そのように窓際はお子さんを撮影するのにピッタリな条件が揃っているのでおすすめ!
ちなみに屋外で撮影する場合も、実は曇りの日が写真撮影にはおすすめです。
晴れの日に屋外で写真を撮影するという場合もお子さんには木陰など、顔に直接光が当たらない場所を選んでいただくことで日差しの強い日でもふんわりとした自然な写真を残すことができます。

いつも同じ写真ばかりの原因は【距離感】

イチゴを食べている子供の写真

気付けばスマホのデータフォルダの写真がどれも同じような写真ばかりというお悩みを本当にたくさん伺います。では、なぜ同じような写真が増えてしまうのでしょうか。
その1番の原因は"お子さんを撮影するときの距離感がいつも同じだから"です。
特に0歳から1歳くらいのお子さんは、パパやママから離れると不安な気持ちになってしまう子も居るため、気付けばお子さんの近くで写真を撮ることが増えてしまい、結果的にアップの写真ばかりになってしまうことがあります。
ここでは距離感を意識して、いつも撮影している時よりも、もう1歩お子さんに近付いてからシャッターを切ってみたり、逆にもう1歩後ろに下がってからシャッターを切ってみたりと距離感をいつもと少し変えてみましょう。

イチゴを食べている子供の写真

さらに具体的な例を紹介すると、お子さんがおやつを食べているシーン。
「おいしい」とにっこりしているようならスマホの画面一面がお子さんの顔でいっぱいになるようにぐっと近付いてシャッターを切ってみましょう。嬉しそうな笑顔がぎゅっと凝縮されたような1枚になるはずです!
またおもちゃで真剣に遊んでいるようなら少し後ろに下がって遠目から集中して遊んでいる姿全体を撮影することでより雰囲気の伝わりやすい写真を撮影することができます!

兄弟(姉妹)揃った写真は【一緒にやってもらう】がポイント

兄弟で仲良く動物フィギアの写真

やっぱり兄弟(姉妹)で一緒に写っているかわいい写真が欲しい!という気持ちは兄弟(姉妹)パパママあるあるです!
とはいえ、兄弟(姉妹)好きなこともバラバラでなかなか一緒に写真をうまく撮れないと悩んでいるパパやママも多いはず!
では、どうすれば兄弟(姉妹)揃って写真に写りつつ、自然でかわいい写真が撮影できるかというと"何かを一緒にやってもらう"共同作業をしてもらうことがポイントです。

兄弟姉妹で積み木で遊んでいる写真

例えば兄弟(姉妹)で一緒におもちゃを並べてもらうでもよし、たこ焼きを一緒にひっくり返してもらうでもよし、はたまた今日の夜ごはんを一緒に考えてもらうでもよし、同じことを一緒に協力してやってもらいましょう。
同じことを一緒にやってもらうので、自然に一体感が出ます。それに同じ作業をやっていても兄弟(姉妹)それぞれの個性が仕草にも現れるので、その子らしい瞬間も併せて撮影することができます!
特に夜ごはんを考えてもらうというような、子どもたちの好きなものが出てくる話だと自然に笑顔も出やすくなるので、いつもパパやママが見ている自然な子どもたちの表情も逃しません!

夜のおうち撮影は【雰囲気】を写す

室内の間接照明の写真

シャッターチャンスは昼夜問わずやってきますが、そのなかでも特に撮りにくいと感じるのは夜の撮影ではないでしょうか。
自分の影が写り込んでしまったり、なんだかおしゃれな雰囲気で撮れないというお悩みも多いと思います。
夜のおうち撮影をおしゃれに写すコツは、ズバリ間接照明をうまく使うこと!天井照明の場合、お部屋を全体的に照らすためいろいろなものが見えすぎてしまい、結果的になんだかおしゃれじゃない、生活感が出過ぎた写真になることが増えてしまいます。
そこで夜の撮影では天井照明ではなく間接照明を使ってみましょう!
間接照明を使うと、光が当たっているところ、当たっていないところと光の強弱がつくのでメリハリがつき、生活感も目立ちにくくおしゃれな雰囲気だけを残した写真を撮影することができます!
ちなみに料理などを撮影する際、自分の影が入ってしまいうまく撮影できないということも起こると思います。
この場合は照明と料理の対角線上に自分が入ってしまっていることが原因。反対側に回り込んで撮影することで解消できます。
もし、それでも解消できないという場合はスマホのカメラを少しだけズームして、自分が1歩後ろに下がってあげることで自分の影が写り込まなくなるので自分の影がいつも写ってしまうとお悩みのかたはお試しください。

まるでプロのような写真を残すには

子供の手とつみきの写真

お子さんの写真を撮影するならこれを撮るだけでぐっとプロっぽい写真になる!というものがあります。
それが何かというと"イメージカット"と呼ばれる写真です。雰囲気が伝わるような写真、ストーリーが感じられるような写真のことをイメージカットといいます。
例えば、お子さんがおもちゃで遊んでいるときの、おもちゃを持っている手だけを写したり、寝ているときの足だけを写したりというような子ども全体ではなくパーツがメインになる写真。
また、玄関に並ぶ親子それぞれ大きさバラバラの靴や、よく遊んでいるお気に入りのおもちゃといった物がメインになる写真。
そのようにお子さん自身が写っているわけではないけれど、そのときのお気に入りや成長が伝わる物も撮影することで撮影したときだけではなく、後から写真を見直したときに"こんなにおっきくなったんだな"と成長を感じることができる写真が増えるはずです。
毎日一緒に過ごしているからこそ子どもたちの成長に気付きにくいこともありますが、写真に残すことで成長を可視化することができるのでイメージカットはぜひ挑戦していただきたい写真のひとつです。

家族みんなの共同作業!【セルフ家族写真】に挑戦してみよう!

家族の集合写真

家族のなかでも写真を撮っている人はいつもある程度決まっていて、その人が一緒に写っている写真がほとんどないというかたも多いのではないでしょうか。
そこでセルフ家族写真に挑戦して、家族全員を巻き込んでみるのも写真撮影を楽しむポイントです!
撮影方法としてはスマホのカメラについているタイマーを利用するのもいいですし、最近ではBluetoothを利用してスマホに接続できるリモートシャッターも100円ショップ等で販売されているのでそれを使って遠隔でシャッターを切るのもいいでしょう。
まず撮影する場所を決めて(ソファなど、家族みんなでぎゅっと集まれるスペースがおすすめです)次にスマホをスマホ用三脚や家具に立て掛け、設置します。
あとはタイマーやリモートシャッターを使って撮影するだけ!
昨年から、おうちで過ごす家族の時間が増えたことをきっかけに家族みんなで楽しめるホットプレートを利用したごはん作りが増えたり、ベランダで家庭菜園をはじめてみたりと家族みんなで何かをするという共同作業が増えたかたも多いと思います。
みんなでやることが増えたということは、家族の写真を残すシャッターチャンスも増えたということ!
ぜひ、この機会に家族で過ごす時間の記録と記憶をたくさん増やしていただければ嬉しいです。

写真を撮影したあとは手に取れるような形に残しておくのがおすすめ!

スマホで夜景を撮影

スマホで撮影した写真はデータフォルダに保管してあるだけでプリントしたり、フォトブックにしたりというような形に残す作業はしていないという声も聞きますが、形にすることで自然と写真をまた目にする機会が増え毎日お子さんと接しているからこそなかなか気付きにくい我が子の成長に気付きやすくなるのではないでしょうか。
形に残すといってもプリントする、フォトブックにするなど方法は様々ですが、やっぱりあとから見たときの見やすさでいうとフォトブックに残すのがおすすめです!
フォトブックに残すと見やすいということはわかっているけど、実際作ろうと思うと時間もかかるし1回目は頑張れたとしても2回目、3回目と継続して作り続けることを考えると腰が重いという人も多いと思います。

そこでおすすめなのがこちらのマグズの「ミニアルバム」

マグズインクミニアルバムオートレイアウトの画像

おまかせレイアウト機能で家事の合間や通勤時間など、隙間時間にレイアウトを決めることができるので無理なくフォトブックを制作することができます!
また毎月1回、その季節に合った期間限定デザイン「月いちデザイン」が登場するので並べて飾っているだけでもかわいくて統一感のあるフォトブックが仕上がるのもポイントです!

おわりに

いつも同じ写真ばかり"を解消!おうち時間を楽しみながらスマホで写真を残す6つのコツを紹介いたしました。何気ないおうち時間の撮影もこんなポイントを意識することで、さらに楽しく過ごすことができます♪ぜひあなたが作るおうち時間の撮影をお楽しみください!

この記事を書いていただいたのは

-Rome .photograph(ロメ .フォトグラフ) misato-

Rome .photograph(ロメ .フォトグラフ) misatoさんの写真

思い出すと頰が緩む記憶を届ける写真屋さんとして千葉県市川市を拠点に活動。カメラマンとして、家族写真やウェディングフォトを撮影する傍ら一眼レフ・ミラーレスカメラのカメラ講座も開講。専門用語ゼロの講座がわかりやすいと国内だけでなく、海外からオンライン受講する受講者も多い。大阪芸術大学写真学科卒業。


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