【新生児~6か月未満】
毎日を記念日に!素敵な赤ちゃん写真を撮るコツ

「赤ちゃんを上手に撮りたい!」
「赤ちゃんの成長をしっかり残せる写真を撮りたい」

新しい家族を迎え、どのご家庭のパパママもこう思っていると思います。 私も1年半前に出産し、現在娘も1歳を過ぎ、慌ただしい日々を送っております。

同じ月齢の子を持つママに以前、「沢山撮ったけど産まれたばかりは動かないから写真がマンネリ…」 そんな相談をされたことがあります。
これも結構あるあるな話かもしれませんね。
今回は産まれてすぐの新生児~生後6ヶ月までの赤ちゃんをターゲットに、可愛く上手に、なんでもない日も記念日になる様な素敵な写真を撮るコツをご紹介したいと思います。

自然光は鉄則!

自然な表情をきれいに撮るなら、フラッシュなどではなく自然光が一番です。
室内をしっかり明るくしてあげます。レースカーテン1枚にし、柔らかい光を部屋に取り込むことで、ブレや暗さを防ぎましょう。

1歳未満の赤ちゃんは一日のほとんどを室内で過ごすため、室内写真が多いですよね。
室内の撮影でよくある失敗は、窓をバックにしてしまい、逆光で顔が暗くなってしまう事です。 明るい窓際で撮影する際は、影を作らない様にしてあげましょう。

レースカーテンで明るい室内
背景に気を配る
白い背景で眠る赤ちゃん

主役の赤ちゃんをしっかりクローズアップするには、背景がごちゃごちゃしていてはいけません。
白や明るい色のシーツやおくるみを広げたり、白い壁を利用して背景をシンプルにすると、主役が引き立ちます。

あまり背景に工夫ができない状況の時は、できる限り背景が写らない様に赤ちゃんに寄ったり、写る部分だけ物を退けるなどしてみましょう。

構図・カメラの設定

赤ちゃんの撮影は基本的にドアップがいいですね!
可愛い全身を写してもいいのですが、細かいパーツや表情を撮るためにも、グッと寄って撮影をしましょう。
赤ちゃんの目線に合わせて床ギリギリの位置から撮ったり、撮影する自分があっちからこっちからと動いて、色々な方向から撮影しましょう。

カメラの設定は連写を使うことをオススメします。ほとんど動かず表情も豊かではない時期であっても、突然微笑んだりあくびをしたりと予測がつかない動きをします。
沢山撮って決定的瞬間を待ちましょう。

小さなパーツを強調する撮り方

赤ちゃんの小ささって可愛いですよね。手、足、口など可愛いパーツ撮りにもチャレンジしてみましょう!

その際、赤ちゃんの手だけを撮影しても十分可愛いのですが、大きさを対比する物が必要です。
パパママの手を添えてみたり、足の指にパパママの結婚指輪を引っ掛けて撮るのもオススメです。

重なる赤ちゃんの手と大人の手
おもちゃ、出産お祝いで頂いた品と撮る
青いボールのおもちゃで遊ぶ赤ちゃん

生後3ヶ月を過ぎた辺りから、おもちゃなどを持たせると、徐々に握れる様になってきます。
初めてのおもちゃや、お気に入りのオモチャと一緒に撮ると可愛さが倍増します。

毎年お気に入りのオモチャと写真を撮ることで、成長を比較し楽しむこともできますよ。

幸せな時間を切り出す

子供の写真は子供しか写っていないものがほとんど、という方も多いと思います。実はこれがマンネリになる原因の1つでもあります。

マンネリしてきたなと思ったら、自分が感じた幸せな時間、空間を撮ってみましょう。
おじいちゃんが赤ちゃんを恐る恐る抱っこする姿、初めての沐浴にアタフタするパパの姿、添い寝している場所からの赤ちゃんの寝顔、クタクタで抱っこしたまま一緒に寝てしまったママの姿など「幸せだなー…」を空間ごと写すことでバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか?
こういう家族との時間、空間、生活を記録しておくと、お子様自身が写真を見たときに喜ばれます。沢山残してあげたい写真の1つですね。

お父さんの上でお昼寝する赤ちゃん
笑顔を引き出すアイテムの用意
笑う裸の赤ちゃん

色々な表情の中でもやはり、笑顔の写真は何度見ても癒される素敵な1枚になりますよね!
撮影の際は、そんな笑顔を引き出すためのアイテムを手元に用意しておくと便利です。

赤ちゃんが大好きな音の出るオモチャや、ぬいぐるみ。
パパママの全力笑顔も赤ちゃんがリラックスしていい表情を引き出せます。

オススメアイテムを一つ紹介します。
 「うちわ」
うちわの骨のところに爪を立てて手を置き、ガサガサガサっと音が出るようにしてうちわを動かしてみると、うちわの動きと音に反応して、視線を誘導したり笑ったりしてくれます。
うちわで顔に風をふわっと当てると笑顔になる、という赤ちゃんもとっても多い様です。

成長のタイミング、アート写真

最近は、寝相アートやマグカップアートなど、色々なアート写真が流行っています。 赤ちゃんの負担にならない程度のものにチャレンジしてみるのもいいですね!

生後6ヶ月から1歳までに見られなくなってしまう動き「原始反射」は絶対オススメです。
一見写真にするには地味なポーズが多いかもしれませんが、1歳をこえたら絶対に見られなくなってしまうので、今しか撮れないポーズが撮れます。是非やってみてください!

自分のグーを見つめる赤ちゃん
赤ちゃんの撮影は赤ちゃん優先で

可愛い我が子の姿を周りに自慢したくて撮影に没頭してしまい、赤ちゃんが疲れてしまったり、もう甘えたいというサインを見逃してしまうことは避けたいですね。

赤ちゃんもパパママもリラックスして撮影を楽しんでくださいね!!

オムツアート

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