ブライダルカメラマンが教える!結婚式で外せない&新郎新婦に喜ばれるショット

筆者は以前にブライダルカメラマンの仕事をしていた時期がありました。
ほとんどの式場にはブライダルカメラマンがいて、利用者の多くは撮影の依頼をしているかと思います。
ですから、新郎新婦にプレゼントするのであれば「ゲストだから撮れる写真」が喜ばれます!

今回の記事では、こちらも踏まえた結婚式の撮影ポイントをご紹介していきたいと思います。
まずは、結婚式に初めてお呼ばれする方のために、スタンダードな結婚式の流れから説明します。

挙式の流れと撮影ポイント

挙式はそれぞれ細かく決まった儀式が順に進んでいきますが、以下が撮影ポイントを踏まえた大まかな流れになります。

〜 キリスト式の場合 〜
  1. 新郎新婦の入場
  2. 指輪の交換
  3. 誓いのキス
  4. 新郎新婦退場
  5. フラワーシャワーやブーケトス
〜 神前式の場合 〜
  1. 新郎新婦並びに親族の入場
  2. 修祓の儀(お祓い)
  3. 三献の儀(三々九度の盃とも言います。夫婦の契りを誓います)
  4. 指輪の交換(昔はありませんでしたが今は行う方が主流です)
  5. 新郎新婦並びに親族の退場

ちなみに「人前式」は、主にチャペルや披露宴会場で行われ、司会者が進行し、神様の代わりに列席者の皆さんに誓いを立て認めてもらう形式です。

挙式での撮影はマナー確認が大事
チャペルでの挙式

神前式、キリスト式などの宗教式では、式中の撮影ができない場合があります。
また、契約している専属カメラマンのみが撮影を許可されているケースも。
ゲストによる写真撮影が可能であっても、フラッシュ撮影は禁止など撮影マナーのアナウンスをしている所もあります。
着席したら、まずそのような案内を聞き逃さないよう気をつけておきましょう。

退場前までは厳粛なシーンになりますので、着席したままでの撮影となり、撮れる写真に限度があります。 キスシーンと退場を狙いましょう。退場の際は手を振って声をかけてもいいでしょう。
式後、フラワーシャワーやブーケトスの際に時間ができますので、その雰囲気を楽しんでいるゲストや新郎新婦の様子をおさめるのもいいですね。

披露宴の流れと撮影ポイント

挙式に列席できるのが家族や一部列席者のみの場合がありますので、撮影はこちらに力を入れましょう!

  1. ゲスト着席
  2. 新郎新婦入場
  3. 新郎新婦紹介や祝辞
  4. 乾杯 → 食事のスタートと歓談時間
  5. ケーキ入刀などのイベント
  6. 新郎新婦の中座(お色直しをしなくても大抵中座を行います。トイレ休憩はこのタイミング)
  7. 再入場(このまま各テーブルをまわるゲストサービスも多いです)
  8. 友人ゲストなどによる余興
  9. 新婦の手紙朗読や新郎新婦からの花束贈呈
  10. 閉宴の挨拶
  11. 新郎新婦退場
  12. ゲスト見送り
披露宴会場に入る前に必ずチェック!入り口付近の飾り付けには絶対注目!
結婚式のウェルカムボード

披露宴会場の入り口には、必ずと言っていいほどウェルカムアイテムが飾ってあります。
似顔絵が描いてあったり、思い出の写真が貼ってあったり、手作りのアイテムなどで飾り付けしてあることも多く、新郎新婦がゲストを迎え入れる為に準備した大切なものです。
ですから、ゲストがウェルカムアイテムを見ている様子や、友人たちとそこで記念写真を撮って新郎新婦へプレゼントすると『式の準備頑張ってきてよかった!』と喜ばれるわけです。

入場前に撮り忘れても大丈夫。中座の間など、アイテムを見る時間はまだあります!
「ゲストの思い出として持ち帰る写真」というよりも「新郎新婦のために撮ってあげたいポイント」ですので是非チェックしてくださいね!

また、ハウスウエディングと言って結婚式専用の建物(チャペル1つに披露宴会場がいくつか併設されているような施設)の場合、とにかく外観が綺麗です。
披露宴会場の外に専用ガーデンがあったりと敷地内はとにかく素敵な異空間で、そういった景色も撮影のポイントです!

筆者の結婚式では、庭にあった大きなプールに花を浮かべ飾り付けをし、持ち帰れるサングラスなどを用意し…ゲストが楽しめる事を心がけ準備を行いました。
後日、サングラスをかけてプールの前で楽しそうにしているゲストの写真を沢山もらえたのが1番嬉しかったのを、今でも覚えています。

素敵なチャペルで結婚式を挙げる
乾杯後は撮影ポイントのラッシュ

プロのカメラマンが入っている限り、撮影ポイントはカメラマンがしっかり抑えている事が多いでしょう。
しかし、カメラマンを用意していない場合やカメラマンのミスにより、大切なシーンの撮りこぼしが発生してしまう場合もあります。
内容が重複していても、よく撮れた写真は是非新郎新婦にプレゼントしてあげてください。

ウェディングケーキ入刀

ケーキ入刀の際は、ゲストにもカメラを持ってケーキ付近に集まれる様アナウンスが必ず入ります。
その際は恥ずかしがらず、真っ先にケーキの前まで行きましょう。ケーキカットの前から撮影をし、ケーキカットが終わり新郎新婦の緊張がとれた所や、さりげなく二人が向き合って話をしている所など、仲睦まじい姿を狙ってください。
後ろを振り返り、新郎新婦のために撮影に必死のゲストの姿を撮るのもオススメです。

他にも余興や中座、テーブルラウンドなど、乾杯後のイベントは盛りだくさんです。
食事中幾度となく手を止め撮影するタイミングがありますので、カメラは手元に用意しておくといいでしょう。

照明が暗転したりスポットライトだったりと、披露宴中の撮影は難しさを伴います。数を打たなければプロでも失敗をするほどです。
フラッシュ撮影でも綺麗に撮れるカメラであればフラッシュは強制発光に、フラッシュ撮影するとフラッシュが届かず逆に暗くなってしまうカメラであれば発光禁止に設定しましょう。
新郎新婦は常に照明を当てられている状態ですので、フラッシュ撮影しないからといって暗くなる事は、実はあまりありません。
一度フラッシュ撮影をして、使うか使わないか判断してもいいでしょう。

スマホの場合はフラッシュが届くことがまずないので、発光禁止でいいでしょう。
あまり撮影ライトを使うと電池切れの心配も出てきてしまいますね。
ただ、暗くて手ブレを起こし易いので、両手でしっかり持って撮影をしましょう。
新郎新婦の動きをよく見て予測をし、前持ってシャッターを押す準備をする気持ちでいると撮り遅れを防げますよ!

キャンドルサービスをする新郎新婦
歓談中は席を立って新郎新婦と記念撮影
結婚披露宴でのひな壇(新郎新婦のテーブル)

慣れないパーティーの場でどう振る舞っていいかわからず席を立つ勇気のない方、他のゲストが動くのを見計らっている方もいますが、乾杯後の歓談中は、イベントがない限り新郎新婦に声をかけに行って大丈夫なタイミングです。
ここでタイミングを逃すと、後半イベントが立て続きそのまま退場してしまって二人と写真を撮れなかった、という失敗をする方も少なくありません。
友人グループの中で、先に「乾杯後はみんなで写真撮りに行こうよ。」と声をかけておくとスムーズです。
他のグループが動き出すのを待っていると、どんどんゲストが撮影に集まってタイムオーバーになることもありますので、食事を始める前に「おめでとう」と近くまで声をかけに行き、そのまま写真撮影をお願いしましょう!

カメラマンがほとんど撮影出来ないもの『料理』

プロのカメラマンでも、新郎新婦につきっきりで撮れないものがあります。それは料理です!
新郎新婦がゲストの為に選んだ料理の品々は、新郎新婦にも提供はされますが、実際は記念写真やスケジュールに追われ食事を楽しむ暇もありません。

余裕のある方は料理の写真も是非撮っておいてください。
うっかり撮り忘れて食べてしまった場合でも、「美味しい!」と食事を楽しむゲストの姿を写真に残しておきましょう。

肉料理 仔牛のロースト
新郎新婦の両親の写真を撮る

挙式の際は1番前で参加する親族ですが、披露宴の場合はゲスト優先となり、親族はいちばん後ろの新郎新婦から離れたテーブルに着席されます。
式中の新郎新婦はご両親の様子まで目が届かないため、披露宴を楽しむご両親の姿を撮っておくと、これもまた喜ばれます。
ご両親と面識があれば、ご両親と友人グループで写真を撮って新郎新婦に渡すとインパクトがありますよ。
筆者の挙式の時は、筆者の大親友と父が二人で自撮りした写真が後日届き、いつの間にこんな写真を!!と、大笑いしたものです!

新婦の手紙朗読のシーンでは、新郎新婦は手元を見ています。ご両親の姿を撮影するのであれば、ここもポイントの1つです。

全てを撮りこぼしなく撮影することは、プロでも難しいことです。
しかし、いくつか前もって撮影のポイントを決めておくことで、しっかり撮ることが可能になってきます。
また、結婚式はお祝いの席であり、ゲストをもてなすために用意された宴です。ゲストがしっかり笑顔で楽しむ姿こそ、最高の写真ではないかと筆者は考えています。
とびきりの笑顔をたくさん集めて、ゲストだからこそ撮れる写真を新郎新婦にプレゼントしてくださいね!

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