みんな七五三の写真ってどうしてる?パパ・ママが撮る七五三の撮影のポイント!

七五三のお詣りをしている写真

突然ですが、今年七五三を迎えるお子さんがいらっしゃるパパ、ママ。七五三の準備は進んでいますか?

着物や着付けの手配にはじまり、当日はおじいちゃんおばあちゃんも参加するのか、祈祷の後は食事をするのかなど、段取りが何かと多く、慌ただしく準備を進めているというご家庭もあるのではないでしょうか。

 

写真撮影に関しても、フォトスタジオで前撮りをする、出張カメラマンに依頼して当日を写してもらうというように選択 肢はいろいろありますが、誕生日や入学式などのイベント以上に写真を撮ること、そしてフォトブックにしてしっかりと残すことを意識されているご家庭が多いような印象を受けます。

今回の記事では、七五三に向けて

  • 七五三当日に撮っておきたいシーン
  • パパやママがお子さんを撮影するときのポイント
  • オススメの撮影ポイント

ということを、カメラマン目線でまとめました!

七五三当日を迎える前に、どんな写真を撮影しておくか脳内シミュレーション、予習しながら読んでいただけると嬉しいです。
では早速、七五三当日に撮っておきたいシーンから紹介していきましょう!

当日のお支度シーンは撮っておくべし!

バースデーケーキの写真

着付けやヘアセットなど、当日お参りに行く前のお支度シーンは、ぜひ撮影しておきたいポイントのひとつ!

何故なら、プロカメラマンに当日の撮影を依頼していたとしても、支度後に合流する場合が多いため、自分たちで撮影をしておかないと残らない、意識しておかないと残らないのがこのお支度シーンです。

例えば、ヘアメイク中のお子さんの表情。
女の子であれば、口紅をつけてくれる場合があります。子どもは普段メイクをしないからこそ、ママの口紅が気になったり、メイクに少し興味を持ったりしている子も多いはず!
だから口紅をつけてもらう瞬間って、ちょっとはにかんだ表情を見せてくれたり、少し緊張した雰囲気だったり、いつもと違うお子さんの表情を写真に撮るチャンスです!これは逃さずに撮影しておきたいところ!

また、着付けの先生が帯をつくってくれているときの手元と帯を撮影しておくと、帯がどうなっていたかということもしっかりと写真に残すこともできます!
お支度が終わる前に靴箱に並んだ小さな草履だけを撮影しておくのも、主役が写っていないのに主役を彷彿とさせるような、そんな愛らしい1枚が撮影できるはずです。
つい、ゆっくり休憩しながら眺めてしまいがちなお支度シーンですが、シャッターチャンスはたくさん転がっているので、ぜひカメラを向けてみてください。

神社の境内にも、シャッターチャンスは転がっている!

お支度が終わって、次はいよいよ神社で祈祷!

そんな祈祷が始まるまでの境内にも、実はシャッターチャンスがたくさんあります。普段履きなれない草履を履いているからこそ、階段や段差のあるところではパパと手を繋いでゆっくり歩いたり、神社のお堀で亀を見つけて数えてみたり。
そんな1つ1つの仕草にも、お子さんらしさが詰まっていることが多々あります。

犬がおやつをじっと眺める様子の写真

また手水舎で身体や心を清めるときにも、家族全員で一斉に清めずに、写真を撮る人とお子さんと一緒に先に手水を使う人のように分担して行うとゆっくり写真を撮影できます。
祈祷の時間から逆算して、お支度は余裕を持ったスケジュールにされている方も多いと思うので、早めにお支度が終わった場合は、このように境内を散策しながら写真撮影をするのも良いでしょう。

撮影OKな神社であれば、祈祷中も写真に残そう!

神社での祈祷の撮影がOKかNGかは神社によって違うので、予約時や祈祷前に確認しておくことをオススメしますが、もし祈祷中も撮影がOKということであれば、写真を残しておくのがオススメです。

祈祷中の社殿にはプロカメラマンは入室できないけれど、親族であれば撮影OKという場合もあり、親族しか写せないという状況になることもあるので、撮れるならぜひシャッターをきりたいところ。

祈祷中ということもあり、立ったり移動したりして撮影をすることはできませんが、祈祷中のお子さんの横顔や椅子に座った時のギリギリ床に届いてない足元や、緊張してぎゅっと握った手元など、移動せずとも撮影できるシーンをしっかりと記録しておきましょう!

おばあちゃんと孫とお母さんの仲良し写真

建物内は音も響きやすくなっているので、スマホカメラで撮影する場合は音が出るところを指で押さえて、音がなるべく出ないように注意するか、無音シャッターのカメラを利用すると良さそうです。
また祈祷中の撮影はOKだけど、神様にカメラを向けるのはNGなど撮影OKの場合も決まりがある神社も多いので、撮影NG箇所の有無も事前に確認しておくと安心です。

七五三といえば、やっぱり千歳飴!

千歳飴を見ると、七五三だ!と感じる方も多いのではないでしょうか。それくらい七五三とは切っても切り離せないアイテムが千歳飴です。
千歳飴は祈祷後にいただけることが多いので、祈祷後に境内で千歳飴を持った写真を撮影しましょう。

おばあちゃんと孫とお母さんの仲良し写真

千歳飴を持つときには、巾着やバッグも持っていると手元がごちゃごちゃしてしまうので、千歳飴だけをお子さんに持たせてあげるようにすると手元がスッキリします!

このとき、男の子の場合は足を肩幅に開くとよりかっこよく、女の子の場合は足をくっ付けて少し内股にしてあげることでおしとやかな写真が撮影できます!

おじいちゃんやおばあちゃんと一緒の写真を撮影しよう!

おばあちゃんと孫とお母さんの仲良し写真

七五三当日におじいちゃんやおばあちゃんも一緒に参加する場合は、おじいちゃんやおばあちゃんとお子さんが一緒に写っている写真も撮影しておきましょう。
時間とお子さんの体力に余裕がありそうであれば、おじいちゃんとお子さん、おばあちゃんとお子さんなど個別にも撮影をしておくと、おじいちゃんやおばあちゃんそれぞれの誕生日にメッセージカードを贈るなど、その後も喜んでいただける1枚が仕上がるはずです。

パパとママのツーショットを撮影しよう!

子ども主役のイベントなのに?と思われるかもしれませんが、そう思った方はパパとママが一緒に写った写真をいつから撮影していないのか思い出してみてください。
すると、ツーショットはほとんど撮影してなかったと気付く方が多いのではないでしょうか。

子どもが生まれてからのイベントは、どうしても子どもが主役なので、お子さんを写しがち。気付けば夫婦の写真なんて結婚式以降、撮ったかな…という方が多いのも事実です。
せっかく七五三をきっかけに、パパやママもドレスアップしているのですから、これはシャッターチャンス!

なかなか普段撮らないツーショットに照れてしまうかもしれませんが、それもまたいい思い出になるので、ぜひ撮影してみてください。
少し照れるな、緊張するな、という方はお子さんにカメラマンをお願いするのもオススメです!きっと緊張の解れた2人の写真が撮影できますよ!

七五三の写真をたくさん撮影したあとは、忘れないうちに形に残しておきましょう!

マグズの日めくりカレンダー写真

誕生日や入学式の写真は撮るけど、フォトブックにはまとめないという方も七五三では手に取って見られるフォトブックや台紙にされる方が非常に多くなります。

おうちで残しておくためにフォトブックを作られる方をはじめ、お子さんが成人したときや将来家を離れるときにお子さんにプレゼントしたいとフォトブックを作られる方、おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントのためにフォトブックを作るなど、皆さん使用用途は様々です。

ここでオススメしたいフォトブックはマグズインクの『ボードブック』


このボードブックの特徴は、

・絵本のような厚手の紙でできていること

おばあちゃんと孫とお母さんの仲良し写真

何故、ページに厚みがあると良いのでしょうか。
フォトブックを何度も繰り返し見ているうちに、端が折れてしまったり、破れてしまったりすることがあります。こちらのボードブックは1ページ1ページが分厚く、まるで絵本のようなしっかりとした製本。だから折れたり破れたりする心配がありません。  
お子さんが1人でフォトブックを見るときにも安心です!

   

お子さんが1人で見ていても安心といえば、もう1つ安心ポイントがあります。それは、

・汚れが付きにくいこと

おばあちゃんと孫とお母さんの仲良し写真

フォトブックの印刷用紙の表面にラミネート加工を施しているため、おやつをこぼしたり、汚れた手で触ってしまったとしても、すぐに拭き取ることで汚れが残りません。
長期間残しておくフォトブックだからこそ、破損や汚れは気になるポイントですが、このボードブックの場合はそのような心配事をクリアしてくれる丈夫な作りとなっています。

また、このボードブックにはプレゼントにも嬉しいサンキューペーパーが付いています!
最初からプレゼントにもしやすい工夫がされているので、おうちで保管するためだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントとして、ボートブックを増刷するのも良さそうです。

サンキューペーパーには一言メッセージも添えられるようになっているので、メッセージカードのように使ってみてください。

今回は七五三当日に撮っておきたいシーンからはじまり、パパやママがお子さんを撮影をするときのポイント、オススメの撮影ポイントについて、カメラマン目線でお伝えしました!

七五三以降、着物で写真を撮ることがあるとすれば、10歳の十歳(ととせ)の祝いや十三詣り、成人式になります。
どうしても10歳を過ぎると、顔立ちもお兄さんお姉さんらしくなってくるので子どもらしい着物での写真といえば、七五三が最後のイベントになるのではないでしょうか。
だからこそ、撮り逃しがないよう当日に臨んでいただければ嬉しいです。

最後になりましたが、七五三の準備に気を取られてしまい、カメラの電池の充電をすっかり忘れていたという話も実は結構よく聞きます。
こればかりはどうにもできないので、カメラの充電もお忘れないように気を付けてください。

それでは、七五三を迎えるお子さん、そしてパパやママ、ご親族の方にとって記憶に残る素敵な1日になりますように願いを込めて。

※記事内の画像はフォト素材、または弊社のテンプレート画像を使用しております。

この記事を書いていただいたのは

-Rome .photograph(ロメ .フォトグラフ) misato-

Rome .photograph(ロメ .フォトグラフ) misatoさんの写真

思い出すと頰が緩む記憶を届ける写真屋さんとして千葉県市川市を拠点に活動。カメラマンとして、家族写真やウェディングフォトを撮影する傍ら一眼レフ・ミラーレスカメラのカメラ講座も開講。専門用語ゼロの講座がわかりやすいと国内だけでなく、海外からオンライン受講する受講者も多い。大阪芸術大学写真学科卒業。


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